霧島風雅は賭けクイズを専門に行うクイズ師。しかし、イディオサバン症候群という病気のため、驚異的な記憶力がある反面、知能は幼稚園並みである。
風雅がいつものように賭けクイズでわざと負けようとしていると、勝者に送られる奴隷の女が自分の娘(アリア)であることに気がつく。風雅は娘が生まれた直後に離婚していて、十年以上娘と会っていなかった。
風雅は勝って娘を助けるが、グループからは裏切り行為だとして制裁を受ける。
風雅は行くところがないという娘を自分の家に泊めてやる。娘には自分が父親であることは言えない。
次の日、娘が出かけているときに友人の葵鉄平が訪ねて来て結婚したい女性がいると告げる。
驚いたことに相手の女性というのが風雅の別れた妻(美佐子)だった。
葵は賭けクイズ団に捕まっている美佐子を救うためにクイズバトルをしに行って来るといって立ち去る。
風雅は葵を気絶させ、彼の代わりにクイズ対決を挑みに行く。
相手はクイズ団の首領。かなりの強敵だったが、執念で勝つことができる。
そして、風雅は美佐子と葵に気がつかれないように二人を助け姿を消す。
娘のアリアは美佐子と葵を見つけるが、いなくなった風雅を心配して探し、草むらで倒れているのを見つける。しかし、風雅は対決したときに負った傷が原因で亡くなる。アリアは風雅が父親であることに気がついていて悲しむが、父との最後の約束どおり新しい家族と仲良く生きていくことを誓う。